地元の映画館で岩井俊二監督の最新作『ラストレター』を視聴してきました。
結論から言うと「見に行って良かった!」ほんとに良かった。
素敵な描写がたくさんあり、ラストは少し泣いてしまいました。。。
映画『ラストレター』の評価レビュー
映画『ラストレター』の評価をしていきます。
撮り方が上手すぎる日常なんだけどどこか非日常的
自分でもちょっと何言ってるか分からないですね!!!!
でも、見れば言っている意味が分かると思います。比較的田舎の地域が舞台となっているので多くの自然が出てきます。
自然の川や森の音や景色がとてもステキで自然の物でも何か非日常感を味わわせてくれるものでした。
人物同士の対話を撮るときもゆったりと揺れるカメラが印象的でした。(プラスの意味でね!)
演技が文句の付け所がなかった
出演者全員の演技が本当に素晴らしかった!!
特に「広瀬すず」と「森七菜」この二人の透明感といい若々しさ。
どちらも一人二役の難しい立ち位置だったが、上手いコト性格の違いや育ってきた環境の違いが出ていたと思います!
物語終盤で二人が恋の話をしているところでは、あまりに輝きすぎていて思わずニヤニヤしてしまいました。広瀬すずの子供らしい演技が上手すぎた。
松たか子の演技力の高さはさすがでした。安定しているね!
庵野秀明の怒るシーンも印象的だった。てか演技上手いのな庵野監督。
演出の良さ
※ネタバレを含みます
未咲がマスクを外して乙坂が一目ぼれするシーン。
あれよかったねぇ!!!!
いつもマスクしているから口がコンプレックなのかな?どんな顔をしているのかな?と思ったらあの美人。アレは一目ぼれもしますね。
今回もっとも印象的だったのは、ラストシーンで乙坂(福山雅治)が現代の鮎美と颯香に別れを告げる際に写真を撮るところ。
まさに過去の同じ顔をした二人に別れを告げているような感じがした。
乙坂が未咲の実家に数十年ぶりに訪れて懐かしそうだがどこか悲しそうな目で見ているシーン。
これまでの手紙を宝物として保存していたと知ったシーン。
愛おしそうに未咲の遺影に触るシーン。
もう戻れない過去に胸が切なくなりました。
本にサインをもらう演出も良かった。
やべぇもう一度見たくなってくる。
映画『ラストレター』のあらすじ
裕里(松たか子)の姉の未咲が、亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美(広瀬すず)から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎(福山雅治)と再会することに。
勘違いから始まった、裕里と鏡史郎の不思議な文通。裕里は、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎(回想・神木隆之介)と未咲(回想・広瀬すず)、そして裕里(回想・森七菜)の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす。
ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく―――
映画『ラストレター』の登場人物・キャスト
遠野未咲の妹で岸辺野颯香の母。姉あての同窓会の招待状が来て、姉の死を伝えるために同窓会に出席するが姉と勘違いされてしまう。
同窓会で乙坂鏡史郎と出会う。
小説家としてデビューしたが、デビュー作以降は全く書けていない。同窓会に姉の代わりに出席していた岸辺野裕里に出会い連絡を取り始める。
裕里の娘。母を亡くした鮎美を心配して夏休みの間裕里の実家で鮎美と暮らすことになる。
未咲の一人娘。母を亡くしてしまい父親の行方も知れないため、母の実家に身を寄せることになる。
裕里の夫で颯香の父。漫画家。
同窓会以降乙坂と裕里が浮気をしているのではないかと疑っている。
裕里の姉で鮎美の母。高校時代に乙坂と知り合う。生徒会長をしていた。
現代ではすでに亡くなっている。
生物部で乙坂に出会い。乙坂は姉のことが好きだと知りながら密かに思いを寄せている。
裕里、未咲の通う高校に転校してきた転入生。
未咲に一目ぼれする。
映画『ラストレター』の主題歌(めっちゃイイ)
主題歌は出演者でもある森七菜が歌う『カエルノウタ』です!
主題歌めっちゃ良かった!!!!
声も歌詞も雰囲気も音楽もこの映画に合っています。
今もYouTubeで鬼リピしています。
映画『ラストレター』まとめ
今すぐ観に行って!!!!!
こんなブログ読まなくていいからすぐ行って!!!!
マジで繊細で良い作品です
では、さらば!